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ワンピース OnePiece 古代文明繁栄の謎

ところで、「凪の帯(カームベルト)」や「偉大なる航路(グランドライン)」はいつから存在したんだろう?なんだか妙な疑問が頭に浮かびました。

グランドラインにはルフィ達が立ち寄った場所だけでも古代から繁栄した文明があったらしい痕跡がいくつもあります。4000年前に建築されたと言うアラバスタの王宮、800年前に滅びてしまった、とは言え黄金郷と呼ばれるほど金を使いまくった(?)シャンドラの遺跡。あのドラム王国にしても、王宮は標高5000メートルの高地にあると言います。何故そんなところに建てたのかは疑問ですが、いずれにしろそんな場所にあれだけの城を建てるには相当の財力、労力、技術力が必要だったはずです。

それでは古代文明に限らず、そこに国ができ繁栄するために必要な物は何でしょう?


 

ワンピース OnePiece の地理と世界貴族~天竜人

☆ONE PIECEの地理

この世界の海は、世界を一周する航路「偉大なる航路(グランドライン)」とそれに対して直角に世界を横断する大陸「赤い土の大陸(レッドライン)」によって4つに分けられている。「偉大なる航路」は「凪の帯(カームベルト)」に挟まれており、二分された「偉大なる航路」後半の海は「新世界」と称されている。

「偉大なる航路」「赤い土の大陸」により東西南北に区切られた海はそれぞれ「東の海(イーストブルー)」、「西の海(ウエストブルー)」、「南の海(サウスブルー)」、「北の海(ノースブルー)」と呼ばれる。上空には「空島」(「白海」、「白々海」)がある。シャンクスとバギーの会話によると、北極と南極も存在する。
ONE PIECEの地理 - Wikipedia より引用

 


この世界の一番の特徴は「凪の帯(カームベルト)」と「偉大なる航路(グランドライン)」の存在にあります。「偉大なる航路(グランドライン)」は島々の地磁気の異常でコンパスが使えず、少し進むだけでも極端に変化するでたらめな気象などもあり航行することがきわめて難しくなっています。またグランドラインを挟むように存在する「凪の帯(カームベルト)」はきわめて安定した気象の無風海域ながら、あるいはそれ故に、巨大な海王類(海に生息する凶暴な巨大生物)の群生する地帯となっていて危険きわまりないため一般の船は航行することができません。(海王類が怖れる毒を持つ大蛇をくくりつけたアマゾン・リリー、九蛇海賊団の船と船の気配を消すことができる船底に海楼石を敷き詰めた海軍の軍艦のみがこの海域を航行できるようです。)

ワンピース OnePiece 「海賊王」と「世界一の財宝」

ここまで、ワンピース OnePiece の旅の目的地は「海賊王」です、と書き、
ワンピース OnePiece は「仲間の絆の物語」です、とも書いてきました。
仲間の絆が深まることで、ルフィを「海賊王」にすることが麦わら一味全員の一番の目標になりました、とも。
ここまで来て、ちょっと大きな疑問にぶつかりました。
それは・・・

「海賊王」って何?

と言うことです。

ワンピース OnePiece  「仲間の絆」の物語 その3

マリンフォード頂上戦争でエースを失ったルフィは身も心もズタズタになってしまいます。
「何が海賊王だ・・・!!! おれは!!!! 弱いっ!!!!」

戦いに負けたとき、彼の怒りの向かう場所は常に自分自身です。
相手への怒りや恨みではありません。
おれは、弱い。もっと強くならなければ誰も守ることはできない。
ルフィにとって戦うと言うことは「仲間」を守ることなのです。

ワンピース OnePiece  「仲間の絆」の物語 その2

ルフィにとって「仲間」とは、命を賭けるほど大事な物です。
ではルフィが「仲間」として認める基準は何なのでしょう。

コミック第2話(アニメ版では第1話)でルフィはコビーという少年と出会います。
コビーは釣りに出るつもりで間違って海賊アルビダの船に乗ってしまい、それから2年も雑用として使われていたのです。そんなコビーの話にルフィは簡単に言い放ちます。
「おれ お前キライだな-」

ワンピース OnePiece  「仲間の絆」の物語 その1

ワンピース OnePiece の「終着点」にあるだろう大きなテーマとは別に、この物語の通奏低音のように流れている重要な主題、と言うかキーワードに「仲間」と言う言葉があります。
それはまずルフィの「仲間」探しから始まり、時には「友達」「友情」の物語になり、時には「家族」の物語に、と変奏を重ねながら常にワンピース OnePiece の世界を彩っています。ワンピース OnePiece は「仲間」(「家族」)の絆が一番のテーマ、と言っても過言ではないと思います。
(ワンピース OnePiece 第一部のクライマックスとなったマリンフォード頂上戦争の大きなテーマは「家族」でした。大海賊白ひげは「息子たち」の為に戦い、「息子たち」の為に死んだのです。それ故に兄を救うために命をはったルフィを見てそこに未来の海賊王の可能性と同時に自らの心の後継者の可能性も見たのでしょう。白ひげが一番隊長マルコにさりげなく命じた「アレを死なすんじゃねぇぞ。」と言う言葉は残された白ひげ海賊団にとって意外に重い意味を持つことになるかもしれません。)

ワンピース OnePiece  旅の終着点は?

私たちの住んでいる世界とは違う世界の
とある時代。

海賊王と呼ばれたゴールド・ロジャーが、
その死に際に残した言葉が世界を大きく動かすことになりました。

「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ・・・
探してみろ そこにこの世の全てを置いてきた 」